日本の物販系ECの伸び率は、昨年5.37%でした[1]。一方、Amazon Japanは26.5%増[2]、楽天市場は12.3%増[4]と日本のEC全体よりはるかに大きな成長を見せています。すなわち、EC市場において、プラットフォーマーのシェアが増えていることになります。今回は、これらECにおけるプ […]
アドテクノロジーの多くは、サードパーティークッキー(以下、3PC)を通じて収集された消費者の行動データに依拠していました。その3PCが今無くなろうとしています。Appleの標準ブラウザであるSafariは既に3PCをブロックしており、GoogleのChromeもまもなく3PCは使えなくなります。[1 […]
最近のECカート(ECシステム)にはいろいろな機能がデフォルトで付いていて、とても便利です。様々な割引が可能なクーポンもいつでも使える状態になっていて、とても便利です。 クーポンは顧客セグメンテーションの一つの方法 クーポンは「値引きの一種である」というのは嘘ではないのですが「お客さん全員へ割引をす […]
最近、MMMという言葉をよく耳にします。と言っても広告業界での話ですが。Marketing Mix Modeling(MMM)は2000年から2010年頃に企業のマーケティング・ミックスを最適化する手法として盛んに活用されてきました[1]。その後、マーケティングがデジタル化されるとともに、あまり聞か […]
8月末、毎年恒例となりました、経済産業省の「電子商取引に関する市場調査」の結果が発表となりました。この調査では2022年の日本のECの状況についてまとめられています。2022年はコロナ禍からの経済の回復期にあたるため、どのようなことが起きているかを考察することは、今年、来年を予想するためにも役に立つ […]
「日本の広告費」は電通が毎年発表する日本の広告統計の一つです。今年75周年を迎え、日本の広告の歴史を知る上でも貴重なデータとなっています。この「日本の広告費」は電通のウェブサイトでも約10年分が掲載されており、無料で閲覧することができます。 ブランド認知は今でも重要なのか? 広告がどのように機能する […]
十年ほど前、ソーシャルメディアが台頭してきたころ、トリプルメディアという言葉が流行りました[1]。それまでは広告(ペイド)と自社サイト(オウンド)がほとんどでしたが、そこにソーシャルメディア(アーンド)が入ってきたのです。マーケティングのプランニングも当然変わってきます。当時はトリプルメディアを組み […]
ECを始めるときに毎度出てくるのが、モールに出店すべきか、自社のECサイトを立ち上げるか、どちらがいいのか、という疑問。かつては、自社ECは立ち上げ・運用のコストの負担が大きいと思われていましたが、最近ではBASE、Stores、Shopifyといった小規模から安価にECサイトを構築できるサービスも […]
ECでは二回目の購入がとても大切。購入頻度(フリークエンシー)2回目、ということで、F2転換ともいわれています。通常、ステップメールやより高度なシナリオを組むことができるマーケティングオートメーション(MA)ツールを使って顧客とコミュニケーションを取ります。 最初の配信はいつがいい? ステップメール […]
今年の『情報メディア白書』(ダイヤモンド社)はとても面白い。コロナ禍を通じて目まぐるしく変化した情報メディア業界の総括的な位置づけとなっていて、少々高い本ではあるものの、購入する値打ちは十分あります。通販・ECについては、他にもいろいろレポートがありますが、「通販・ECの告知経路としてのメディア」に […]