「日本の広告費」は電通が毎年発表する日本の広告統計の一つです。今年75周年を迎え、日本の広告の歴史を知る上でも貴重なデータとなっています。この「日本の広告費」は電通のウェブサイトでも約10年分が掲載されており、無料で閲覧することができます。 ブランド認知は今でも重要なのか? 広告がどのように機能する […]
十年ほど前、ソーシャルメディアが台頭してきたころ、トリプルメディアという言葉が流行りました[1]。それまでは広告(ペイド)と自社サイト(オウンド)がほとんどでしたが、そこにソーシャルメディア(アーンド)が入ってきたのです。マーケティングのプランニングも当然変わってきます。当時はトリプルメディアを組み […]
ECを始めるときに毎度出てくるのが、モールに出店すべきか、自社のECサイトを立ち上げるか、どちらがいいのか、という疑問。かつては、自社ECは立ち上げ・運用のコストの負担が大きいと思われていましたが、最近ではBASE、Stores、Shopifyといった小規模から安価にECサイトを構築できるサービスも […]
ECでは二回目の購入がとても大切。購入頻度(フリークエンシー)2回目、ということで、F2転換ともいわれています。通常、ステップメールやより高度なシナリオを組むことができるマーケティングオートメーション(MA)ツールを使って顧客とコミュニケーションを取ります。 最初の配信はいつがいい? ステップメール […]
今年の『情報メディア白書』(ダイヤモンド社)はとても面白い。コロナ禍を通じて目まぐるしく変化した情報メディア業界の総括的な位置づけとなっていて、少々高い本ではあるものの、購入する値打ちは十分あります。通販・ECについては、他にもいろいろレポートがありますが、「通販・ECの告知経路としてのメディア」に […]
オムニチャネル化に欠かせないEC機能 店頭ピックアップやネットスーパーなど、コロナ禍を通じて様々な店舗&EC連携サービスが登場しました。オムニチャネル、OMO (Online merges with Offline)、O2O (Online to Offline)など、連携の方法などによってさまざま […]
単品で戦いにくくなった通販・EC業界 つい最近まで、通販と言えば単品リピート通販が主流でした。通販でしか買えない商品を定期コースで購入するスタイルが、なんとなく通販を含む無店舗販売の基本形となっていました。そのため、通販企業は初回無料・半額といったオファーを提供し、消費者を定期顧客へ誘導します。 し […]
前回は、GPSやビーコンを用いて得られる位置情報のデータについて解説しました。これらのデータは主に消費者の行動を把握するためのデータでした。マーケティングでは、消費者だけでは商売は完結しません。商品についても「場所」を把握してこそ、初めてマーケティング施策が成立します。今回は、この「商品」の「場所」 […]
スマートフォンの普及で、位置情報の活用がマーケティングでも進んできました。マーケティング担当者としては夢は広がりますが、安易に手を出すと失敗にもつながります。今回は位置情報の基礎知識についてお話します。 場所を示すデータにはどのようなものがあるのか? 商圏分析などを行う場合、消費者の位置を把握しなけ […]
マーケティングでは、時間と空間はとても重要です。お客さんに、どこでどのタイミングでアプローチするか、時間と空間の把握はその基礎となります。しかしながら、いざ時間と空間に関するデータを収集し分析しようと思うと、いろいろな壁にぶつかります。それは、同じ時間や空間であっても、状況によって「意味」が異なるこ […]