ヤマックスラボ的には、マーケティングは業務の一丁目一番地。学会からの情報収集は欠かせません。かつ、データ分析にかかわる最新研究は最重点領域。そんなマーケティング・サイエンスにかかわる学会をリストアップしました。
日本マーケティング・サイエンス学会 (JIMS)
日本でマーケティングサイエンスを語るなら、この学会。1966年発足。毎年2回の研究大会を行っており、2016年に100回大会を迎えました。歴史もあり実力もある学会です。研究部会方式でテーマを掘り下げていくのも特徴的です。学会のあゆみについては、こちら。
日本マーケティング学会
2012年、日本マーケティング協会を母体とした学会として発足。日本のマーケティング理論のリーダー的機関誌、マーケティングジャーナル(https://www.j-mac.or.jp/mj/)を引き継ぎ、さらに査読付き論文誌として、マーケティングレビューを出版している。(https://www.j-mac.or.jp/mr/)
ワーキングペーパーやカンファレンスプロシーディングスもあり、最新研究を早く手に入れることができる。なお、テーマはマーケティングサイエンスに限らず、マーケティング広範囲に及ぶ。
INFORMS Marketing Science Society (ISMS)
https://connect.informs.org/isms/home
米国のマーケティングサイエンス研究の中心地。マネジメントサイエンス学会/オペレーションズリサーチ学会が統合してできた国際学会INFORMSの中にSocietyとして活動している。ISMSがリードしている学会誌Marketing Science(https://pubsonline.informs.org/journal/mksc)は、マーケティングサイエンス分野の最高峰の一つとされる。が、出版までに時間がかかることから、印刷物として出版される前の電子出版も要チェック。
ちなみに、もともとSociety for Marketing Scienceだったので、ISMSだったはずですが、今はMarketing Science Societyと呼んでいるようですね。
Marketing Science Institute (MSI)
学会というか、協会みたいなものですが、マーケティングサイエンスにかかわるConferenceなどを実施。豊富なワーキングペーパーも魅力です。
今回はマーケティングサイエンスの王道的な学会4つを紹介しました。ダイレクトマーケティングや各種デジタルマーケティングの情報源になると、さらにいくつか重要な学会が存在します。それはまたおいおいご紹介します。
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