サブスク個性豊かなサービスで顧客獲得を狙う

Coke ONの新しいサブスクリプションサービス「Coke ON Pass」が話題だ[1][2]。月額2700円で全国に34万台あるキャッシュレス決済Coke ON Pay対応自販機から1日1本好きなドリンクを受け取れる。比較的高価格帯のエナジードリンクまたはトクホ製品などを160円で購入する場合で試算すると44%も安くなる計算になるという。

一方東急は、モビリティーやパンの宅配など、一気に6つのサブスクリプションサービスの実証実験をスタートさせる[3]。定期券保有者向けのサービスとして位置づけられており、新たなサブスクエコシステムの構築を目指す。

[1] コカ・コーラ、自販機サブスクを4月12日開始 先着10万人対象:日経クロストレンド (nikkei.com)

[2] コカ・コーラ、アプリ「Coke ON」で自販機のサブスク開始 先着10万名を対象に提供|ネット通販情報満載の無料Webマガジン「ECzine(イーシージン)」

[3] 東急、サブスクリプション型サービス「TuyTuy」開始。モビリティシェアやパンの定期便など:MarkeZine(マーケジン)

EC事業者がスタジオ、アプリを強化、キーワードは情報製造小売業

 ライブコマースやソーシャルコマースなど、消費者へ直接アプローチするためECコンテンツを内製化する動きが広がっている[4]。テレビショッピングの世界ではジャパネットたかたの佐世保スタジオが有名だが、ECでも独自にコンテンツ制作を行える体制づくりが広がっている。キーワードは情報製造小売業。ものを作って販売するだけではなく、オンライン/オフラインを通じた情報提供によりショッピング体験価値を提供していく。そのための伝達手段のアプリの充実も急がれる[5]。

顧客とのつながりをSNSを通じて実現しているのが「北欧暮らしの道具店」だ。店員一人一人が雑誌の編集長のようにSNSを通じて顧客との絆づくりを推進している。その人気コンテンツが映画となった[6]。今後のソーシャルコマースの一つの手法として注目したい。

[4] ファストリ、撮影スタジオ、WEB専用スペース、カスタマーセンター等有明本部強化 真の情報製造小売業へ|ネット通販情報満載の無料Webマガジン「ECzine(イーシージン)」

[5] 通販新聞社 / スタジオ、アプリなどテコ入れ<大手小売りのEC強化策> “ウィズコロナ”の環境整備 (tsuhanshimbun.com)

[6] 「北欧、暮らしの道具店」の再生600万回超ドラマ『青葉家のテーブル』、映画版が6月全国劇場で公開:MarkeZine(マーケジン)

紙おむつ回収にスマホ、お母さんの救世主となるか?

 P&Gが紙おむつの回収サービスの実証実験を開始した[7]。パンパースおむつ回収専用アプリ「パンパースエコ」をダウンロード後、スマートフォンの位置情報機能を利用して、アプリ内で最寄りの回収ボックスの場所を確認。回収ボックスにスマートフォンをかざし、アプリの開錠ボタンを押すと、投入口が自動で開き、使用済み紙おむつを投入したあと、自動で投入口が閉まる。行動範囲が限られる乳幼児を持つ主婦/主夫の救世主となるか、さらには紙おむつブランドのロイヤリティにつながるか、成果が注目される。

[7] P&G、「おむつ回収プロジェクト」開始 独自回収ボックス開発し店舗で参加できる回収テストを実施|ネット通販情報満載の無料Webマガジン「ECzine(イーシージン)」

ZOZOスーツのその後、リモートの身体測定のツールとしてのポテンシャル

 大きな期待とともに登場しそして終了したZOZOスーツ。実はその後も進化を続けている。ビジネスとしては早すぎた感のあるサービスだが、消費者の身体測定技術としては今後のECビジネスへ大きなヒントを与えてくれる「その後のZOZOスーツ」についての特集が組まれている。[8]

[8] あのZOZOが、新型計測用スーツでヘルスケア連携を模索するワケ|Beyond Health|ビヨンドヘルス (nikkeibp.co.jp)

真のD2C戦略は、取引先の選択と集中にあり

 “近所の靴屋に行けば買うことができたナイキのスニーカーが買えなくなっている”というD2C戦略によるナイキの取引先の選択と集中の話題を取り上げている[9]。“3万以上あった卸先を約40社に絞り込む”など、顧客の購買体験をコントロールするためにリアル店舗での取り扱いを大幅に縮小する。このようなD2C化は他の企業にも広がっているという。

[9] 欧米大手で進むD2C対応 顧客体験磨きブランド価値向上: 日本経済新聞 (nikkei.com)

以上

No responses yet

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です