私の仕事で使うパソコンは、Windowsです。でも時々データ分析をしたり、新しいツールを試したりしなければならないことがあります。もちろんそういったこともWindowsでできることが多いのですが、新しいツールをインストールしたり削ったりするのも後々の影響を考えると頻繁には行いたくありません。

そこで、活躍するのが、Linuxです。といっても、Windowsの上で動くLinuxです。もう少し正確に言いますと、Winodwsの上で仮想的にLinuxを動かすのです。(仮想マシンといいます。)仮想マシン上でいろいろ試すことができるので、インストール失敗といった場合でも、仮想マシンを止めてしまえば大概のことは問題解決です。

仮想マシンを作るのにもっとも有名なソフトは、オラクルが出しているVirtualBOXでしょう。なんと無料で使うことが可能です。また、Linuxで今人気があるのはUbuntuでしょう。この二つの組み合わせのインストールの方法はいろいろなところで解説されていますので、そちらをご覧ください。(「virtualbox ubuntu」で検索。)

では、Linuxだとどんなことができるのでしょうか?いろいろな方向がありますが、例えば、データ分析環境をPythonで揃えたいというときに使われるanacondaをインストールする場合を見てみましょう。インストール方法はこちらにありますので、参考にしてください。

https://www.python.jp/install/anaconda/index.html

通常アプリのインストールはWindowsの場合はインストーラ任せになるのでとても簡単ですが、開発やデータ分析の場合、コマンドラインでコマンド入力することもで出てくるので、Winodwsと言えども少々調整が必要です。(conda環境や、PowerShell環境の調整です。)Linuxのインストールだと、最初からコマンドラインですが失敗しても仮想マシンなのでWindowsを壊すことはありません。

Ubuntu系のLinuxであれば、インストーラーが自動でインストールしてくれるソフトもたくさんあります。「ソフトウェアセンター」というメニューがありますので、そこでお気に入りのソフトをクリックするだけです。以下ご紹介するのは、私が使っているMint(18.1 Serena)と呼ばれる比較的軽いUbuntuのディストリビューションのソフトウェアセンターで手に入る化学演算系のソフトです。

Wxmaxima

数式を直接計算してしまうMaximaというシステムに、ユーザー向けのインターフェースが付属しています。関数のグラフ化なども得意です。同様に数式処理を行う商用ソフトにMathematicaというのがありますが、そちらに進む前にフリーのMaximaで腕を磨くのが良いでしょう。

Octave

行列演算が得意な言語です。Matlabとほぼ同じような言語だそうです。大型行列計算をする方には便利かも。ただ、私はそんなことはめったにないので、勉強用にインストール。

R

統計データ処理の代名詞となったR言語のパッケージです。以前はソフトウェアセンターからインストールできなかったような気がしましたが、今は簡単にできちゃいます。R-Base、R-base-coreという二つのモジュールから構成されます。(Rの各種ライブラリは、インストール後にRからダウンロードします。)

Texmaker

論文などで数式を入れようと思うと、どうしても欲しくなるのがLaTeXです。マイクロソフトワードやOpenOfficeでも数式は入れられるものの、本格的な論文はやはりLaTeX。またブログで数式を入れるときもTeX形式で書き込むのが主流のようです。一つは手元に欲しいLaTeXの統合環境です。

Python, Numpy, Pandas

Python本体も、数値演算用ライブラリ(Numpy)、データセット操作用ライブラリ(Pandas)もインストーラでインストールが可能です。

どうですか?結構使えますし、失敗してもすぐ消せますし、安心ですよね。一度チャレンジしてみてください。

No responses yet

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です